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早 川 浩 士
(有)ハヤカワプランニング 代表取締役
2004年2月号
「当たり前のことが、当たり前にできる」ように

「当たり前」とは?

 「経営(継栄)のツボ」中ので、大事にしたいツボ。それは、「当たり前のことが、当たり前にできること」であると申し上げておきたい。  一見、簡単なように思えることだが、中々、難しく奥が深い。それは、誰しもが、多かれ少なかれ「当たり前のことが、当たり前にできない」という実体験を少なからず持ち合わせているからに他ならない。  決して、難しいことを求めているわけではないのだが、「当たり前のことが、当たり前にできない」のである。どの道、どの世界を極めるにしても、「当たり前のことが、当たり前にできる」ようになるために、大切な時間が費やされているといって過言ではない。  子供から学生、そして社会人と、その時々、我々は「当たり前のこと」に遭遇する。  「当たり前のこと」ができたら「一人前」とは、専門職業の世界でよく使われる言葉だ。つまり、「ひとり立ち=自立」のことであり、昔も今も変わらない。  広辞苑によれば、「当たり前」とは「そうあるべきこと、当然のこと、普通のこと」と記されている。抽象的過ぎて、真剣に考えれば、考えるほど、これは難問といってよい。  それは、「当たり前のこと」に対する解釈が、人それぞれによって随分と異なるからだ。ある人にとっての「当たり前のこと」が、必ずしも普遍性を持つとは限らない。  「当たり前」のレベルがかなり高い人は、学歴が高いかといえば、決してそうであるともいえない。「当たり前」を理解するには、それ相応の能力を養う必要がいる。  養った人は、何事においても基礎や基本を忘れず、自分の持てる能力を100%、あるいはそれ以上に発揮することを怠ってはならない。

「当たり前」のレベルを高める

  「当たり前のこと」ができる事業者、管理者、スタッフは、謙虚に自らの能力を見つめることができている。その上で「当たり前」の目標を設定し、定期的に見直しを繰り返すというトレーニングは、日頃から行われている会議や研修などを積むことで、そのレベルが共有されてスパイラル(螺旋)状態で向上してゆくものだ。  「当たり前」のレベルが高まるのは、現在持っている能力より高めに目標を設定し、そのハードルをクリアするからであり、結果として「当たり前」のレベルが高まっていくことを容易とする。  レベルを高める手段は、事例や書物などから先人の足跡を使わせてもらうというもあれば、自らが信じる方法を一人でも多くの仲間に伝え、共感を得て、実践を通じながら高める場合もある。  事例や書物などから学ぶときには、素直にまず一旦受け入れ、その後、自らの考え方との違いを検討するよう心がけたい。はじめから批判的に見たり、聞いたり、読んだりすると受け入れ方を狭めてしまい、結果として自らの能力を高める力が養われない。  実践を通じてレベルを高めるには、まず、自らが所属する事業者の考え方がどうなっているのか、それを実現するために自らが所属する部門では何を行おうとしているのか、それを達成するためには自らは何をすべきか、というトップダウン的な見方が必要である。  一方では、自らの持っている能力は何か、長所・短所は何か、などを明確にし、自らが理想とする姿に近づけるためには、自分は何を成さねばならないのか、何を学んでいけばよいのか、などについてボトムアップ的に考えた上で、目標を設定し、段階的にレベルを上げてゆくことだ。  「経営が継続して栄える」とは、この不断の積み重ねを見過ごさないことである。
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