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経営のつぼ33 介護マネジメント塾 ..................... 経営のツボ33

早 川 浩 士
(有)ハヤカワプランニング 代表取締役
2006年3月号
転期に立つ経営者の資質の鍛え方 A
続 経営者の禁句 「お疲れさま」

仁は恭に始まる
前回、「ありがとう」という言葉を素直に吐けるよう心がけたいと記した。  経営者に限らず、管理者や主任までが、部下に対して何のためらいもなく「お疲れ様」と、部下に声をかける。  疲れるような仕事をさせているのは、誰か!  少しでも疲れが癒される職場環境を考えるのが、上長の勤め。  といって、「業務改善」を仰々しく掲げるだけでは、会議が増えるばかり。  この話を聞いた某施設長は、即日「ありがとう」を実践に移した。  最初の一週間、夜勤明けのスタッフに対して、つい「お疲れ様」を口にしてしまう自分がいたという。  1ヶ月を経た頃、「ありがとう」が自然と口から出るようになった。  報告に対する注意やアドバイスに対して、当初は「はい、わかりました」程度の返事だったスタッフの対応が、2ヶ月目には、「ご指導ありがとうございました」に変わっていたという。  『論語(陽貨17)』には、仁(思いやり、心の温かさ)について弟子の子張から問われた孔子が、恭、寛、信、敏、恵の五つのことを行うのが仁であると答える下りがある。  「恭なれば則ち侮られず、寛(おおらか)なれば則ち衆を得、信なれば則ち人に任じ、敏なれば則ち功あり、恵なれば則ち以って人を使うに足れり」  うやうやしいという意味で使われる「恭」は、実力や地位が上の者が下のものに対して慎んでいる姿が周りにいる者に対し、ありありと見えるという状態を指す。  リーダーは、「恭」という見えない「徳」によって、周りの人から「あの人にはかなわない」と心服させるようでなければならない。

感謝しよう ありがとう
経営者は管理者、管理者は主任、主任は部下に対して「お疲れ様」という言葉の習慣を止めて、労いの気持ちを込めて「御苦労様」、感謝の気持ちを払って「ありがとう」という言葉が吐けることが何より先決である。  人の親切や好意に対して心の底から「有り難い」という気持ちを湧き上がるようになるためにも、「ありがとう(作詞・作曲 井上陽水・奥田民生)」の歌を1時間ばかり聴き続け、歌詞に表現されている「ありがとう」の情景の一つ一つを介護の現場に照らし合わせて思い描くのも大事なこと。  「ありがとう、ありがとう、感謝しよう。微笑んでくれて、どうもありがとう。プレゼントくれて、どうもありがとう。楽しんでくれて、どうもありがとう。手を振ってくれて、いつもありがとう。気づかってくれて、本当にありがとう。つながってくれて、毎度ありがとう。強い人、弱い人、男の人、女の人、目立つ人、地味な人、みんなみんなありがとう、ありがとう、ありがとう、感謝して」が一番。  「連れてってくれて、たまにありがとう。重なってくれて、実にありがとう。弾き飛んでくれて、今日はありがとう。付き合ってくれて、どうもありがとう。うまく誤魔化してくれて、どうもありがとう。笑いとばしてくれて、どうもありがとう。近い人、遠い人、やさしい人、つめたい人、好きな人、いやな人、みんなみんなありがとう、ありがとう、ありがとう、感謝て。感謝しよう、ありがとう」が二番。  私たちがいなくても利用者(スタッフ)は困らないが、利用者(スタッフ)がいなければ、私たちにとっては死活問題である。  当たり前のことが、疎くなっている自分がいたとしたら継栄は危うい。

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