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早 川 浩 士
(有)ハヤカワプランニング 代表取締役
2003年8月号
経営とは、「“活(生)かして・生(活)きる”」の繰り返しである

介護に携わるヒトの質の向上が全て

 経営は、経営資源によって成り立つ。経営資源を簡単に表すと、『ヒト、モノ、カネ』となる。経営の要諦は、  『ヒト、モノ、カネ』を“活(生)かして・生(活)きる”ということに尽きる。
 とはいえ、“活(生)かせないため・生(活)きない”のが、『ヒト、モノ、カネ』である。
 特に、最初に出てくる『ヒト』は、経営の要諦中の要諦であることは、介護事業に限らずどの産業分野にあっても何ら変わらない。  それほど、『ヒト』いわゆる“人材”を“活(生)かして・生(活)きる”ことが、経営の要諦であるといって過言ではない。
 介護事業の世界では、「介護の質の向上」が叫ばれるが、まさに“介護に携わる人材”の質の向上といってよく、現場で働く介護スタッフ一人一人だけではなく、事業を管理・運営してゆくための構成員(管理者、経営者など)、すべての人がその対象である。  広辞苑によれば、“人材”とは、「才知ある人物、役に立つ人物」と記されている。
 ところで、“介護に携わる人材”の要求レベルは、決して「才知ある人物」という高い次元を求めているわけではない。手っ取り早く「役に立つ人物」を捜しているだけである。  本音を言えば、“人材”という名の“人手”を欲しがっている場合が少なくない。
 「役に立つ人物」だからといって、“人手”程度の処遇が横行してはいないだろうか。
 “人材”と“人手”を混同した人事政策の思考から抜け出す必要がいる。

「人罪」「人在」から「人在」「人財」へ

  「ヒト」は、大きく4つのタイプに分けられる。採用されて後、トップの人柄、上司・同僚・部下、所属する組織、教育研修風土など人的な環境によって、“人罪”、“人在”、“人材”、“人財”がものの見事に生み出されてゆく。 “人財”と期待されながら、なぜか、“人罪”や“人在”になってゆく。これでは、『介護の質の向上どころか、介護事業経営の質の向上もおぼつかない』と、知ることが賢明だ。  とはいえ、“人罪”が、「役に立たない人物」だから去れ。  “人在”は、「員数を満たすだけの人物」だから、いつでも交代できる。・・・との判断は拙速である。
 “人罪”や“人在”は、誰もが好んでそうなった訳ではない。“人罪”や“人在”は、トップ、上司・同僚・部下、所属する組織、  教育研修風土に加えて、顧客(=利用者)との関係などによって作られてゆく。
 『ヒト』は、生きていること、存在していることが実感できて、はじめて活き活きと生き返るのものだ。そうでないと、腐ってしまう場合が少なくない。
 介護現場で活き活きと働く人が、“人罪”や“人在”であってはならない。  次代を担う“人財”候補の“人材”となる仕組みづくりを取り入れた経営でなければ、経(継)営(栄)にならない。
 事業者は、単に“人材”が不足していることのみ嘆いてはいけない。また、目の前の“人罪”や“人在”から目を逸らしてもいけない。  自ら、「才知ある人物、役に立つ人物」として、“人財”に変身させてゆくという不断の姿勢が問われる。これが希薄であればあるほど、  後継者の問題に発展してゆくことになる。
 経(継)営(栄)のツボは、その時代に生きる『ヒト』を“活(生)かして・生(活)きる”ことである。  この繰り返しを続けた事業者が、“人財”の宝庫と謳われる。名実ともに、一日も早く、このような事業者が現れて欲しいものだ。
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