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早 川 浩 士
(有)ハヤカワプランニング 代表取締役
2004年8月号
古より伝わる経営者の資質 @
身につけたい三要素 「運」「鈍」「根」

「運」のつかみ方
昔から、事を成し遂げるために必要な条件として、「運」「鈍」「根」、つまり幸運と愚直と根気の3つがあると言われている。これは、経営にも相通じるものがある。  「運」は、幸運、不運というときの「運」のことだが、「果報は寝て待て」よろしく、黙っていても向こうから歩いてくるものではない。  「運」を機会として捉え、文字通りみずからの手で、足で「運」ぶものであると考えれば、「チャンス」を見逃がさないように掴む機敏さと、努力のないところに「運」も「チャンス」もめぐってはこない。  とはいえ、「運去って金、鉄となり、時来たって鉄、金となる」という言葉もある。ひとたび「運」に見放されると、持っていた金も鉄の値打ちしかなくなる(バブル崩壊がこの状態)。  自らの生活態度を正し、仕事に愛情を注ぎ、一生懸命に努力を続けるその姿勢に、「運」がいつの間にかピッタリ寄り添い、いつしかその流れに乗る。  待っていたらバスがきたから「それ!」と飛び乗るようなものではない。  “はじめに運ありき”ではなく、“はじめに努力ありき”である。  「世の中は、自分が中心となって動いているのではない。」ことを思い知るときから努力が始まる。職員・スタッフを大切に思う気持ち、利用者やその家族を大事にする心が生まれる。このようなことが、頭の中の理屈だけではなく、体の隅々まで染み込んだ経営者にこそ「運」が巡ってくる。  

「鈍」の鍛え方
「鈍」とは何か。遅鈍、鈍感の「鈍」である。遅鈍であってはよいチャンスをつかむことができず、鈍感であっては才智に富んだ人にはとても及ばないということはない。誰にだって、失敗はつきもの。この場合の「鈍」は、地道に、一歩一歩、堅実に進むという逆説的な意味として使われていると理解すればよい。  つまり、経営者は「何事につけ、過剰反応するな!」ということである。  優秀な経営者ほど、自社のスタッフ(=商品)や介護サービスには、不満、改善に対する課題意識を持つのが常である。そこへクレームが度重なると、一気に油に火を注ぐことになりかねない。トップがクレームで慌てふためく姿は、戦意が著しく損なわれる。  経営は、思う通りにいかないのが当たり前、計画も遅れて当然、社員・幹部に裏切られることもある、クレームが出てこないのが不思議である。・・・など、どれ一つをとっても試練である受け止め、一旦スピードを落としつつ、じっくり構えて対処することである。  

「根」の育て方
「根」は、いうまでもなく「根気」の「根」。じっと一事に気をつめ、失敗することがあったとしても気を落とさず初心に従って進んでいくことである。  今春、ある民間介護事業所が元金融機関の店舗を改装した開所式が行われた。  介護保険前年から事業をスタートさせ、これまで温泉施設、作業所、事務所、コンビニなどの改装に加え、公設民営委託など、既存の建物・家屋等を賃貸した開設がことごとく功を奏してきた。この5年間で二ケタを越す事業所(常勤・非常勤を含めて500人規模のスタッフを抱える)を県内に開設。今回は、県外進出(東京)の試金石という。  余談だが、「20歳までは名古屋で丁稚奉公し、30歳代は大阪でソロバンを覚え、40歳代になって江戸(東京)で一旗あげる人が成功する人」という言葉がある。  東京には、地方で「根」を養った事業者の開設が相続いている。  

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