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早 川 浩 士
(有)ハヤカワプランニング 代表取締役
2004年5月号
“人財”は、「5つの壁」を乗り超える

「人財」に立ちはだかる「諦めの壁」

昨年の超ベストセラー「バカの壁」(養老孟司著)。本の帯封には、『「話せばわかる」なんて大うそ!』のコピーが踊った。「当たり前」を確認する一冊といってよい。  さて、同じ「壁」でも、「人」が「人財」に成長するには、5つの壁を乗り越える(あるいは、打ち砕く)ことが避けられない。  何といっても最大の壁は、「諦めの壁」である。「商いが、飽きない」に通じるのもここにある。人は誰しも、「良い仕事をしたい」「成功したい」「認められたい」という願望を持つ。ところが、阻止・阻害されると「諦め」の罠に嵌(はま)ってしまう。  ご存知の「桃栗3年、柿8年」は、果樹の成長速度が異なることを説いている。  意外に知らないのが、最後にくる「柚子の大バカ18年」である。  採用から3ヶ月、半年でスタッフの人格や力量がわかるという眼力の持ち主人ならいざ知らず・・・。多くの場合、わが法人の18年後、かけがえのない「人財」となるべき逸材をハナから腐らせ、切り捨ててしまうことが少なくない。  「当事者意識=参画意識」を引き出す作業を怠ってはいないだろうか。  『“人財”は、会議を通して育つ』は、このような場面で大いに発揮したいものだ。  生え抜きの苗木、株分け接木などの移植、どれをとっても同じこと。採用する側、教育・指導する側は、「諦めの壁」を作らないことを戒めたい。スタッフ一人一人について、桃または栗なのか、あるいは柿なのか、はたまた柚子なのかが見極められず、短期促成栽培に適さないとばかり「人財」の芽を間引くようでは、経営(継栄)の将来が危うい。

成長を阻む “4つの壁”

成長の行く手を阻む「諦めの壁」は、「認識の壁」「行動の壁」「知識の壁」「組織の壁」の4つの壁が立ちはだかるからであると言ってよい。  ■ 認識の壁 人は、「見たいようにしか見ない」「聞きたいようにしか聞かない」「思いたいようにしか思わない」という思考の常習化を作り出す傾向があるため、対人コミュニケーションは各種の“思い込み”によって、常に誤解の危機にさらされる。  ■ 行動の壁 人は、過去の成功(失敗)体験への固執によって生じる変化への恐れや、自分が最優先したがる心理などから行動を歪め、結果として組織・チームの最適環境を実現させることを難しくさせる。  ■ 知識の壁 人は、仕事に必要な知識・情報不足によって生じる不安について、「何をしろ(What)」は伝えられても、「何故に(Why)」や「どのように(How)」を教える(教わる)機会が少ない。高学歴社会の前では、「聞くは一時の恥じ…」が空回りする。  ■ 組織の壁 人が集まれば組織が必要となる。組織は、機能させる目的と仕組みを必要とする。しかし、状況の変化に合わせた臨機応変が中々、働きにくい。  スタッフには、四方を囲む「壁」を過剰に意識する者が一人や二人いるものだ。  徒手空拳で勝手な乗り越え方を繰り返すこと自体、無駄な努力と「諦めの壁」が巣食っているか否かによって雰囲気が異なる。  何事にも「諦めない」現場は、“人財”が育ちやすい経営(継栄)土壌が豊かなことろであると言うことを付け加えておきたい。

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