そうした厳しい現状で介護ビジネスを成功させるには、介護ビジネスにマーケティングの発想を取り入れることが必要不可欠になると解説。
そのため、「顧客」「独自性」「ニーズ」という3要素を経営に取り入れ、
「産業構造」「市場環境」「技術革新」「環境競合」の4つの変化に対応していかねばならないと早川講師は語りました。
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● 「経営」とは「継栄」であり、戦略策定には3つの要がいる |
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早川講師は、これからの「経営」は「継栄」という考え方でとらえ、「継栄」の視点と「戦略策定」という視点から3つの要を説明しました。
1.人を科学する。2.マーケティングを科学する。3.経(継)営(栄)を科学する。
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● 「人を科学する」とは、「マーケティングを科学する」とは |
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「人を科学する」とは「人の質と効率を高める」視点が重要で、「人財」開発の育成を「人材」を「人財」とする3段階のプロセスを解説しました。また、「マーケティングを科学する」とは、見えてきた介護の現状と課題として、1) 要介護など認定者の激増、2) 地域差目立つ要介護度スタイルと認定率、3) 居宅サービスに差異、4) 痴呆性高齢者グループホームの驀進などがあげられ、
こうした市場に「生活実感に価値が築ける社会の実現」として、新世紀のプラットホームを再構築する時代が到来しますと解説。
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● 「経(継)営(栄)を科学する」とは |
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経営とは「継続して栄える」仕組みづくりをすることです。そのためには「顧客」を「つくり(創造)」「つなぎ(満足)」「つづき(維持)」させることが大切です。そして「介護事業が他産業に誇ること」として、1) 地域密着の地場産業、2) 心豊かな人が集う人材産業、3) 暮らしを支える生活産業の3つを説明、
やり方によっては介護事業に人が集まることを強調しました。第2部のシンポジウムはそれぞれの立場から、今後の課題とその対応を述べられました。
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